オリックス・山下舜平大のキャッチボールに「プロの凄み」
「ケガで離脱した2か月間が大きかった。試合で投げるよりもいい時間になったかも知れません。」フォームや体づくりをもう一度研究し、リハビリを経て10月に復帰。本来の球威とキレが戻り、11月の日本選手権1回戦の西部ガス戦では先発マウンドを託された。4回5安打3失点で敗戦投手にはなったが、大きな経験をして1年目を終えた。
シーズンオフの昨年末、自主トレのため母校・福岡大大濠高グラウンドに向かうと、偶然プロで活躍する後輩と一緒になった。去年9勝をあげパ・リーグ新人王に輝いた2学年下のオリックス・山下舜平大(21)だ。山下のキャッチボールを見て、プロの舞台でプレーする後輩の凄みを感じたという。
「プロにいった先輩方のボールを見てきた中でも、舜平大のボールが一番怖かった」
「これが1軍で活躍する投手だと一目でわかる。ボールが大きく向かってくる。そういうボールを投げられたら打者も嫌がるだろうなと感じました。」同じ舞台を目指す西にとって大きな刺激となった後輩の姿だった。














