ヒロシマ×ナガサキ 平和を学ぶ取り組みの新たな1ページへ・・・

児童にとっては初めての長崎の児童との交流。楽しみ半分、緊張半分。本番の日がやってきました。
オンラインで繋がっている長崎大学附属小学校の5年生87人に成果をお披露目です。池田さんチームは1番電車が「3日後」に動き出したことをクイズ形式にして強調しました。
池田さんチーム
「私たちの発表テーマは原爆で被害に遭ったものや人々の思いについて知り、広島の復興への道をたどるです」
「8月6日8時15分月曜日、1番線やその他の運行中の63両が被爆しました」
「一番電車はいつ運行開始したと思いますか?」
長崎大学附属小学校の児童
「10日後とか?」
池田さんチーム
「違います」
長崎大学附属小学校の児童
「39!」
池田さんチーム
「違います!」「正解は3日後です」
長崎大学附属小学校の児童
「3日後!ええー!」

長崎の児童には上手く伝わったのでしょうか…
長崎大学附属小学校の児童
「同じ原爆を受けたから調べたことも一緒かなと思ってたけど、意外と広島の人が違うことを調べていてすごいなと思いました」
池田春佳さん
「路面電車が何日で運行再開したのかのところのクイズが盛り上がって『えー』ってなったところで、広島のことをよく知ってもらえてよかったなと思いました」
平和をテーマに意見を交わし被爆地の思いを共有することができました。
平和を願う気持ちは離れていても同じです。

児童
「二度とこんなことがあってはならないという気持ちもあるし、長崎の人たちに届いてほしいな」
「広島に生きているだけで原爆のことについて知れたのかなって思ってたけど、今回の学習で全然知らないことがあったから、学習できて良かった」
平和を学ぶ取り組みは、新たなページを刻んでいきます。