石川県七尾市の商業施設では、能登半島地震で被災した飲食店の経営者らが集まるイベントに、100体のひな人形が彩りを添えています。
JR七尾駅前にある商業施設「パトリア」では、能登半島地震で店舗が被災し、販路を失った飲食店などおよそ10店舗が軒を連ね、おとといから週末限定の「屋台村」が開かれています。
会場にはひな祭りにあわせて、和倉温泉の老舗旅館・加賀屋などの協力を得て集まった100体のひな人形が並べられ、訪れた人たちを和ませています。
七尾市から訪れた人
「今年は実家で出せなかったので、家より数も多いので迫力もあって、子どもも満足したのではないかと思う」
主催者によりますと、七尾市では地震によって住宅に被害が出るなどして、今年はひな人形を飾らないという家も多いことから、少しでもひな祭りの雰囲気を楽しんでもらえればと話しています。
このひな人形は今月10日まで展示されます。
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