羽田空港で日本航空機と海保機が衝突した事故からきのうで2か月がたち、殉職した乗組員5人の公葬が都内で執り行われました。

きのう執り行われた公葬には殉職した5人の海上保安庁の職員を悼み、遺族や職員らおよそ300人が参列しました。

殉職した5人の遺族は「1月2日の事故はとても信じられず、呆然としていた。悲しみと不安と喪失感にさいなまれてきた。あれから2か月がたったが、いまだ心の整理がついたわけではない」などとコメントを発表しました。

また、遺族は現場となった羽田空港の滑走路を訪れ、事故が起きた「午後5時47分」に黙祷を捧げました。