◆発熱外来パンク寸前「幼児は体調変化に注意」
一方で爆発的な感染拡大とともに最近はPCR検査などを希望する人も急増しています。発熱外来のクリニックもパンク状態に近づくなど大きな問題となっていますが長崎医師は冷静に判断し行動して欲しいとしています。
九州医療センター感染症内科・長崎洋司医長「熱だけで比較的元気であれば、夜間はゆっくりする、しかるべき日中に受診する、本当に元気であれば数日自宅で、自宅療養することが感染を拡大させない一番の対策ではないかと思う。コロナかもしれないといって救急車を呼ぶとか、夜間あえてたくさん待合いがいる急患センターにいくということはできるだけ避けていただきたい」
その上で、赤ちゃんなど幼児については大人が体調の変化を注意して見て欲しいと話します。
長崎洋司医長「注意しないといけないのが、小さな子供で哺乳不良があるとか、あるいは、あやしてもずっと機嫌が悪いとか、すごくぐったりしている、意識の状態がぼーっとしている、高い熱で「熱性けいれん」というがけいれんが起こっている場合には、かかりつけ、救急外来を、近くの病院を受診する」