◆福岡で初めて1万人超え

福岡県の新型コロナの感染者は21日、初めて1万人を超えました。病床使用率をみると今月7日までは10%台で推移していましたがこの2週間で一気に上昇、コロナ特別警報の目安となる50%を超えました。

新型コロナの患者が入院している福岡市早良区の九州医療センターは、今週に入り30床ある専用病床がすべて埋まりました。

九州医療センター感染症内科・長崎洋司医長「高熱があって非常にぐったり、全身倦怠感といってきつくて動けないくらいになる、喉の痛みがひどくて食べられなくなるというのが主な症状になると思う。インフルエンザと非常に似たようなウイルスになると思っている」

福岡市の感染者年代別福岡市が21日発表した感染者の年代別の割合は、子供や40代以下の大人が8割近くを占めています。長崎医師は感染拡大を防ぐためにも体調の変化に注意しながら行動して欲しいといいます。

九州医療センター感染症内科・長崎洋司医長「一番は、体調が悪いとき、ちょっと咳き込むときは友達と遊ぶのは控えよう、塾も控えよう、ということになる。これは成人にとっても言えることなので、ここに尽きる」