こちらは、3月から「有料化」となりました。山形屋の「紙製の手提げ袋」です。鹿児島ではおなじみのデザインですよね。
有料化の初日、消費者はどう受け止めたのか?取材しました。

鹿児島市の山形屋です。紙袋が有料化された1日、マイバックを持っている人が多く見られました。有料化となったのは、山形屋のロゴの入った「紙製の手提げ袋」で、白い袋は4種類とも11円。2種類の茶色いクラフト袋は33円、ワイン用の袋は55円です。

(マイバッグ持参)「だいたいエコバッグ。必ず(バッグに)入れている。贈り物の時は当然(紙製の手提げ袋)」

Q.その時に応じて使い分ける?
「そうなると思います」

(紙製手提げ袋を購入)「残念だけど仕方がない。どこも有料になっているから」「やっぱり山形屋はこの袋とあの白い袋でないと、山形屋で買い物したという気がしない」

山形屋では環境保全の取り組みの一環として2020年にレジ袋を有料化したところ、かわりに無料の紙製の手提げ袋を使う客が増え、おととしの使用量は前の年より11.4トンと大きく増えました。こうした中、環境保全の取り組みをさらに進めようと、有料化を決めたといいます。

(山形屋広報担当 坂口博英部長)「マイバッグを持っている人が、きのうよりも増えている。廃棄物削減と資源の有効利用ということで今回、有料化した。お客さまに不便もしくは負担をかけるが、ご理解いただけたらと思う」

紙袋の手提げ袋の有料化は、山形屋のほか、サテライトショップ、山形屋ストアなどグループの全店が対象です。