「やっぱり1人の方が楽でいいかな」被災した住宅での生活を選ぶ人たち

震災から1月が経とうとしていた1月下旬の石川県輪島市。
地元の社会福祉協議会の職員が、三重の社協とともに被災した住宅を1軒1軒訪ねていました。

輪島市社会福祉協議会 大下百合野さん
「なぜ避難所に行かれないのかを伺って、今は命を守っていただくことを呼びかけたい」
目的は、地震で被害にあった住宅や自分の車など避難所での生活を選ばなかった被災者の人数や生活場所の把握、そして健康状態の把握です。


被災した自宅で暮らす住民
「1月1日だけ(避難所の)中学校に泊まった。やっぱり1人の方が楽でいいかなという感じで。好きな物も食べられるし」
男性が暮らす住宅には「危険」と書かれた『赤い張り紙』が貼られています。