旅行情報誌の「じゃらん」が「全国道の駅グランプリ」2022年版を発表しました。果たして「トップ3」に選ばれた道の駅は?

さらに“道の駅”だけじゃない!?「空の駅」「海の駅」の魅力もご紹介します。

■道の駅“満足度ランキング”ベスト3の魅力とは?

上村彩子キャスター:
魅力度ランキングベスト3の道の駅を見てみましょう。

●1位 道の駅「川場田園プラザ」(群馬・川場村)
ブルーベリー公園ではブルーベリーが無料で食べ放題。そして、大自然のプレイゾーンもあります。ホームページを見たところ、陶芸教室などもあって一日中楽しめる場所となっていました。



●2位 道の駅「上品の郷」(宮城・石巻市)
宮城県内で唯一の含鉄塩化物泉の温泉があり、オリジナルグルメも充実しているということで、運転の疲れを温泉で癒しながら美味しい食べ物も食べられます。

●3位 「あ・ら・伊達な道の駅」(宮城・大崎市)
名前もいいですが、毎日300種類以上の地元の農産物が充実しているということで、県内県外問わずたくさんの方が訪れるということでした。

井上貴博キャスター:
子どものいる友人が、明確な目的地があるときは道の駅には寄らないって言っています。子どもがそこに夢中になって目的地まで行けないので。

萩谷麻衣子弁護士:
私は昔、ゴルフをやっていたときに帰りに道の駅があると必ず寄っていました。休めるし、地場産のものを買えるし。でもこんなに充実してるとは知らなかったです。



上村キャスター:
実は、道の駅を管轄している国交省も、道の駅が第3ステージ(2020年~2025年)ということを言っているんです。既に突入している、そしてこれから目指していくということなんですが、まずは▼旅の休憩の場所だった。そして第2ステージは▼目的になった。そして第3ステージは▼地方創生・観光を加速する拠点だということです。

▼子育て応援の施設を併設、▼防災の機能を強化、さらにはインバウンドを見込んで、▼世界のブランド化、▼多言語対応、▼キャッシュレス導入など今後どんどんやっていくということでした。

もう既に「MI-CHI-NO-EKI」としてベトナム、インドネシアなど6か国へ輸出されているといいます。国交省、JICAなどの支援で2018年にオープンしたインドネシア・スラウェシ島の「道の駅」の写真を見てみると、海外の朝市のような感じにも見えますが、日本の道の駅だとトイレもしっかりしている、さらには地元の特産品などを販売するだけではなくそれを料理として販売もするなど、パッケージとして道の駅がワールドワイドで界隈に展開しているということです。