子どもの頃に見ていた人形劇が仕事に

佐藤
「入団して1年目の後半で、やっとお客さんの反応を自分でみることができて、舞台のことを学んだのは上演を続けられるようになってからですよね」
佐藤は日々学びながら、人形遣いとして活躍している。
人形劇団プーク 制作部 竹野さん
「割と何事にも動じず、いろんなことをやってくれます。来年度から彼は舞台監督もやるようになるので、これからにもっと期待しています」

子どもの頃に見ていた人形劇は、自分をつくる未来。
佐藤
「芝居を自分の仕事にして良かったなって思いました。もっと視野を広げてもっとお客さんに楽しんでもらえる芝居をしたいなって思います」

佐藤の挑戦は続く。
人形劇団プーク…1929年(昭和4年)に創設された人形劇団。日本の人形劇団の草分け的存在。常設ホール「プーク人形劇場」(東京都渋谷区)や学校での人形劇公演の他、テレビ、映画などでの人形制作や操演などもしている。