県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーは弘前市出身で人形劇団プーク所属の人形遣い・佐藤翔太。
90年以上の歴史ある人形劇団プーク。佐藤は現在、人形遣いとして舞台で活躍している。


漫画「もやしもん」の影響で農業高校へ進学
親が人形劇団に所属していた佐藤。小学生の頃、褒められたいという理由で中学受験した。
佐藤
「元々そんなに勉強が好きっていうわけでもなかったのに、すごく頑張って受験して中学校入った結果、勉強いやだなっていって、中学校から全然勉強しなくなりましたね」

勉強が嫌いになった反動で好きになったのが、漫画で知った菌や微生物。
そして農業高校へ進学した。
佐藤
「中学校の時に『もやしもん』という漫画を読んで面白いと思って、実家でも買ったんですよ。こういう漫画が面白いから家にも欲しいって、そうしたら父親がハマりまして。(父親が)そういう道に行かせたいんだと酔っぱらった時に熱弁してて、そういう高校も面白いかもなと思って」