東京電力 柏崎刈羽原発の早期再稼働を求めて、新潟県の柏崎市議会に提出された請願について特別委員会で審査が行われ、賛成多数で採択されました。請願は3月、市議会の本会議で採決されます。

柏崎市役所を訪れた柏崎商工会議所の西川正男会頭。柏崎刈羽原発に関する市議会の特別委員会で説明に立ちました。

柏崎商工会議所 西川正男会頭
「国の新規制基準に適合すると判断された(柏崎刈羽原発の)号機について、一日も早い運転再開を求めるよう請願します。あわせて政府並びに新潟県に対しても、本請願の趣旨実現のため働きかけるよう請願します」

柏崎商工会議所など地元の6つの経済団体は2月1日、柏崎市議会に対し、原発の早期再稼働を求める請願を提出しました。背景にあるのは、再稼働による経済効果です。

西川会頭らはこれまで原発関連の交付金で地域が恩恵を受けてきたとし、さらに東京電力が200人規模の事務所を新たに柏崎市内に置く予定であることなどを挙げ、『再稼働が中長期的な経済効果につながる』と説明しました。