「いのの大国さま」として親しまれている高知県いの町の椙本(すぎもと)神社で恒例の「春の大祭」が開かれました。訪れた人たちが1年の幸せなどを祈願しました。

椙本神社の「春の大祭」は、今年1年の豊作や商売繁盛などを願い、およそ700年ほど前から続く伝統行事です。25日は雨のため奉納の舞が中止となりましたが、獅子舞が披露されるなど、神社は終始にぎやかな雰囲気に包まれました。

訪れた人たちは1年の家内安全や健康などを願うとともに、福を呼び込むとされる「古式福俵(こしきふくだわら)」を買い求めていました。

■訪れた人
「玉子焼き(を買った)」
Qこんなにいっぱい買ったんですか
「あんま並んでなかったきこれ二袋買った。おいしいもんこれ」
「テストで100点取れますように」
「飼っているネコが長生きしますように(ってお願いした)」

椙本神社の「春の大祭」は25日、およそ3万人の参拝客を見込んでいるということです。