石川県議会の2月定例会が22日開会しました。能登地域の6つの市と町のすべての住民を対象に配分される義援金について、馳知事は今月26日にも申請の受け付けを始めると明らかにしました。
県議会2月定例会では、能登半島地震からの復旧・復興に向けた費用を盛り込んだ、一般会計の総額で1兆1101億円あまりの新年度の当初予算案などが提出されました。

先月末までに県に寄せられた169億円あまりの災害義援金について、県では被害の大きかった能登地域の6つの市と町の全ての住民に1人5万円を、住宅被害ついては全壊で20万円、半壊では5万円から15万円を配分します。
馳知事は、今月26日にもオンラインや郵送での申請の受付を始めるほか、来月中旬にはそれぞれの自治体で窓口を設置していくことを明らかにしました。
馳知事
「1日も早く災害廃棄物、家屋の解体・撤去を進めながら復旧を進め、創造的復興に向け取り組んでいく」
県議会2月定例会は、今月27日から質問戦に入ります。