皆さんは「町内会」とはどのように関わっていらっしゃいますか?
ユニークな取り組みで活動への参加者を増やし、地域の活性化を図っている町内会が新潟県長岡市にあります。
キーマンは、パーマヘアに黒ぶち眼鏡が特徴的な下々条町内会会長の大竹祐介さん(51歳)。下々条町(しもげじょうまち)出身の大竹さんは、2020年から町内会長を務めています。

「本日は多世代で交流していただきまして、お話して、仲良くして、ワチャワチャしてもらえるだけで、会は成功だと思っています」
この日は町内会の新年会。
住民同士の交流を深めようと、大竹さんが企画しました。
会場には次々と住民が集まってきます。

子どもからお年寄りまで100人余りが参加しました。
下々条町町内会はこうした活動を周知するためにあるツールを活用しています。
「町内会のLINEで『新年会します』って来たので」
「町内の“ライン”に入ってまして…」
下々条町町内会ではイベントなどの情報を回覧板に加えLINEでも発信しています。町内およそ1000世帯のうち350人ほどが登録しているということです。

「LINEだとタイムリーですぐ来ますし、思い返しでどうだったかなとLINEを開けばまた見返すことができるので、すごくいいと思います」
さらにもう一つ、町内会に関心を持ってもらうための取り組みがあります。