“立派な消防人にしたい” という思いから…
外部からの情報提供を受けて、当時学生だった職員41人に聴き取りを行うなどの調査を行い、パワハラと認定しました。
富山市消防局は、これらの行為は必要な範囲を超えた身体的・精神的苦痛を与える指導であり、優越的な関係を背景とした、いわゆるパワーハラスメントにあたるとしています。

そして51歳の男性職員を停職10日の懲戒処分、当時の上司で消防学校副校長であった、60歳の消防署長を「訓告」としました。
処分を受けた51歳の男性職員は「学生を立派な消防人にしたいという思いから行ってしまいましたが、行き過ぎた行為であり、大変申し訳なく、深く反省しております」と述べているということです。
一連の処分について富山市消防局長は、市民の生命や財産を守ることを職務とする消防職員にあるまじき行為で、極めて遺憾であり、市民の皆様に心からお詫び申し上げます。引き続きハラスメント防止に向けた取り組みを推進し、地域の安心・安全を守るための能力を十分に発揮できるよう人材育成と職場環境づくりに努め、信頼回復に向け全力で取り組んでまいりますとコメントしています。















