混雑解消で路面電車の定時運行を

重点施策では、コンパクトシティ政策を深める新規事業として路面電車の利用環境改善が盛り込まれました。

毛田千代丸キャスター:「午前8時過ぎの富山駅です。路面電車の停留所には長い列ができています。通勤通学ラッシュ、まさにピークといった印象です」

富山駅では平日朝の混雑により、定時運行に支障が出ていて、20日も午前7時43分発の富山大学前行き電車が5分遅れで出発していました。

市では、現在、車両の前方のみに設置しているICカードのタッチ決済機を停留所にも設置し、後方の扉からも降車可能にする方針で、降車時間の短縮によって定時運行を確保します。

地域振興の重点施策では去年大量出没したクマによる人身被害を防ごうと、エサとなる柿の木などの伐採にかかる費用の補助上限額を1本1500円から7500円に引き上げました。

さらに、パトロールや草刈りにかかる全体の上限額も8万円から20万円に大幅アップしています。