富山市の新年度当初予算案が発表され、一般会計で市町村合併後、過去最大の1758億円余りが計上されました。子ども関連の予算では、看護師の付き添いによる医療的ケア児の受け入れが盛り込まれていて、母子分離による受け入れは富山市内で初めてです。
富山市の新年度当初予算案は、一般会計で1758億1100万円余りで、前の年度より85億5900万円余り増加しました。

2005年の市町村合併後、一般会計では過去最大規模の当初予算額です。増額の要因は去年6月の豪雨被害や能登半島地震の災害復旧費、業務システムの標準化対応です。

藤井裕久富山市長:「やっぱりコンパクトシティ政策というのが富山市の基本の政策でありますので、DX、スマートシティの取り組みをこれに重ね合わせて、すべての特徴のある市域に暮らす方々が安全で安心な暮らしができるように、あるいは便利な暮らしができるようにしていこうということをまず考えてまいりました」
