町民たちが守りつないできた歴史

 このピアノは、約100年前に村の人たちの寄付によって購入され、ドイツからこの町の小学校にやってきました。以来約80年間、入学式や卒業式で音を奏でました。竹野町の人たちとってこのピアノの音色は思い出深いものになっています。
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 2000年代に老朽化により廃棄されそうになりましたが、町民が保存のため奔走して、自治会館に移され守られてきました。その自治会館も移転により閉鎖することに。100歳ピアノの存続が危ぶまれました。しかしホテルの社長で竹野小学校出身の岩井祐介さんが100歳ピアノのバトンをつなぐ新たな担い手として現れたのです。
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 (奥城崎シーサイドホテル代表取締役社長 岩井祐介さん)「100年の町民の皆さんの思いが詰まったピアノですので、伝承していくといいますか、お預かりしたものを後世に伝えていかなければならない大事な役割をいただいたなと」
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 自治会館では年に数回しか音を奏でることがなかったピアノ。もっと多くの人に触れて欲しい。新しい設置場所はホテルで一番人が行き交うロビーに決まりました。