「ポン菓子」がいつしか「ひなあられに」

多くの場合、正月に食べきれなかった鏡餅などが材料です。そのお菓子が30年ほど前からこんな目的で使われるようになったそうです。
今川さん:「お客さまが勝手にひなあられにしている。3月3日に合わせて持ってきている」

店で作っていた「ポン菓子」がいつの間にか高岡市でひな壇を彩る「ひなあられ」として、定着していったといいます。
そもそもひなあられとは何なのでしょうか?その由来には諸説があります。
1つは平安時代に貴族が行っていた「ひいな遊び」(宮中や貴族の女性たちの間で行なわれていた人形遊び)で食べたお菓子に由来するもの。そのほか、お釈迦様の命日のお供え菓子がもとになったとの説もあります。