まもなく3月3日、桃の節句。女の子のすこやかな成長を願う日ですが、ひな祭りのお菓子の定番といえば「ひなあられ」です。実は東西で違いがあるのをご存じでしたか?創業100年を超える老舗の“あられメーカー”の担当者もその違いがあることを知ったとき驚いたといいます。ホームセンターで、灯油のポリタンクが関東の「赤」と、関西の「青」の2種類が売られているなど、東西の“境界線”として知られる富山県では、ひなあられも2種類が売られていました。その実態は…。

破裂音:「ボン!」

小西鼓子アナウンサー:「キャーっ、キャーっびっくりしたぁ」

1958年に創業した高岡市の「今川いりがし店」、看板商品は「ポン菓子」です。

米やもちなどを圧力釜で熱し、ふたを一気に開放することで膨らませ、煮詰めた砂糖を絡めて仕上げるお菓子です。

その材料は…。

小西アナ:「これって元々何だった?」今川いりがし店2代目 今川幸雄さん:「お鏡」

小西アナ:「鏡餅?」

今川さん:「そう、『おけそく』とかね。あれをきれいに切って持ってきたのがこれです」