漫画家・手塚治虫(てづか・おさむ)さんの名作「鉄腕アトム」をデザインしたマンホールのふたが、長野県下諏訪町に設置されました。
21日に、お目見えした「アトム」をデザインしたマンホールのふた。


諏訪大社の幣拝殿(へいはいでん)の前でお茶の水(おちゃのみず)博士と立つ「秋宮(あきみや)版」と、鳥居の前を飛ぶ「春宮(はるみや)版」の2種類です。

宮坂徹(みやさか・とおる)町長が発案したという鉄腕アトムのマンホール設置は、作者の手塚治虫さんの先祖である武将・手塚太郎光盛(てづかたろうみつもり)の兄が、鎌倉時代、諏訪大社下社(しもしゃ)の神職=大祝(おおほうり)を務めていた縁で実現し、およそ190万円かけて制作されました。
秋宮版は、大社通りにある「八幡坂高札(はちまんざかこうさつ)ひろば」に、春宮版は、「おんばしら館よいさ」の敷地内にそれぞれ設置されています。