「スロースリップ」を観測したら事前避難の呼びかけも
現在は気象庁や産総研などが全国39か所で運用していて、今回初めて九州にも設置されました。
(板場智史主任研究員)「東日本大震災以降、従来想定していたよりも、震源域が日向灘まで広がった想定となった。四国側だけからだと、豊後水道のことがよく分からないので、対岸の大分県にも観測点を設置することによって、スロースリップを詳しく知ることができるようになる」

複数の観測点で得られた地殻変動のデータを合わせることで「スロースリップ」がどの付近で発生しているか知ることができます。もし「スロースリップ」が観測されるなどした場合は、地震が発生していなくても気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、状況に応じて事前避難などが呼びかけられる可能性があります。
(板場智史主任研究員)「次の南海トラフ地震の予測っていうのは、普段と異なることがおきているものを、より素早く正確に知ることが大事。スロースリップがどのようなものなのか、どういった場所でどのくらいの間隔で起こっているのか、きっちりと知るということを、まずやっていきたい」
今回、地下550メートルに埋設されたひずみ計はデータの観測に問題がないかを確認した後、気象庁と情報共有される予定です。














