大塚記者:
「とってもおいしいです。非常にコリコリしていて、キノコ自体の味はたんぱくなのでスパイスが際立ちます」
nico―simply 太川進一店主:
「週末は県外の方とかも多いので、変わったキノコを食べてもらえればという感じで。これなんですか? とか聞かれたりはしますけど」
こちらのお客さんは、初めて黒あわび茸を食べたそうです。
初めて黒あわび茸を食べたお客さん:
「食感が面白いというか、コリコリしていておいしかったです」
同じく市内にある「川合屋(かわいや)精肉店」では…
「黒あわび茸のメンチカツです」

丸ごとの黒あわび茸と、北信濃のブランド豚「みゆきポーク」のひき肉を使ったメンチカツを販売しています。
大塚記者:
「肉厚だし、油との相性が抜群で、とてもジューシーです」
川合屋精肉店 木内淳(きうち・あつし)さん:
「大きさが面白いし、何か生かす方法はないかなとずっと思ってはいたんですね」
「(肉に)乗せてみたらちょうどうまくはまったので、これは面白いなと思ったのがそもそものきっかけ」
市のイベントなどでも販売し、多い時には300個売れたそうです。

さらに、先ほどの生産者・矢岡さんの黒あわび茸は、2025年に開催予定の大阪・関西万博に向けて全国の食材を集めて作られた、「万博弁当」に採用され、矢岡さんも知名度アップに期待しています。
矢岡さん:
「これを機会に黒あわび茸の魅力がよりたくさんの人に知ってもらえるといいとな思っています」
幻のキノコ「黒あわび茸」。
その確かな魅力で、県産キノコの主力へと育っていくかもしれません。














