国のまとめでは、花粉症の人の割合は2019年の時点で42%。
さらに、花粉症の症状による業務効率の低下などで、経済的損失は一人当たり年間19万円に上るとの試算もあります。
ナフィアス 柚木真(ゆのきしん)さん:
「19万円てこれが100人200人となってくると馬鹿にできない金額になってくるので、その金額をできるだけ減らしていって、日本の生産性をあげていきたい」
ナフィアスは、マスクの研究開発などに生かすため、2月から企業と協定を結んで花粉症対策に乗り出しました。
相手先の企業の花粉症の社員に一定期間マスクを無償で提供し、使い心地などのアンケートをとり、効果を検証する取り組みで、現在は4社と結んでいます。
先ほどのアスピアも協定を締結し、マスクの効果に期待しています。
アスピア管理部 高山彩香さん:
「業務中に鼻をかむ回数が少しでも減ったりだとか、病院に行く回数が減ったり、花粉症対策のグッズを買っている社員もけっこうアンケートではいたので、そういうところの負担が少しでも軽減されたらいいなと思っています」
ナフィアスは今後も企業との協力関係を広げていき、生産性の向上を目指していくということです。
注目の記事
びわ湖の水位「-71cm」で“道”や“石垣”現れる 漁師たちは大打撃「次世代が漁をしていけるのかが一番問題」県などに改善求める声

「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

「ぼっち、きもい」と「妄想」…惨劇はなぜ起きたのか①【長野・中野市4人殺害事件】死刑判決の青木政憲被告(34)「黙秘」11日間にわたった裁判を振り返る【取材班傍聴記①】

「母さんを撃ってくれ」…惨劇はなぜ起きたのか②【長野・中野市4人殺害事件】死刑判決の青木政憲被告(34)「黙秘」11日間にわたった裁判を振り返る【取材班傍聴記②】

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由





