大惨事を防いだのは、教諭のとっさの判断でした。7月20日午前、静岡県吉田町で、車が幼稚園児の列に突っ込み、教諭と園児のあわせて3人が軽いけがをしました。身をていして園児を守った男性教諭が事故の一部始終を語りました。

<事故に遭った幼稚園教諭>
「急に大きく右折してきた車があって、これはもうぶつかるなと判断した。子どもたちを預かっている身なので、守らなきゃという意識はありました」

こう振り返るのは、事故に遭った幼稚園の男性教諭です。事故は20日8時すぎ、吉田町片岡の交差点付近で起きました。

<篠原大和記者>
「事故を起こした車両はこの交差点を右折しました。あちらの道路脇に教諭と園児が歩いていて、乗用車は教諭と衝突したということです」

園児たちは登園中で、子ども6人と30代の男性教諭1人で路側帯を歩いていた時に車が突っ込んできたといいます。

<事故に遭った幼稚園教諭>
「もう、とっさだったので僕が手で園児を押すような形で車から離しつつ、腕を(車に)あてるような感じで、少しでもクッションになればと思った」

男性教諭は車とぶつかり、腕にけがを負いました。その教諭が身をていしてかばったことで、園児は車とは接触せず、子ども2人が転んだ際に軽いけがをしたということです。

<事故に遭った幼稚園教諭>
「(衝突したのが)子どもだったら危なかったと思う。想定外のことは起きるんだなと歩いてる側も気をつけていますし、運転する側も気をつけて運転していただきたい」

警察は車を運転していた40代の男性に当時の状況を聞くなどして、詳しい事故の経緯を調べています。