能登半島地震の被災地では、農業の再開もめどが立たず、農家の苦悩は続いています。

石川県珠洲市では、用水路やポンプが被害を受け、田んぼに水が供給できない状態です。

コメやソバを栽培する谷地前吉昭さん(69)。谷内前さんの農地で、この春、作付けができるかは見通せていません。

石川県はきのう、農家への説明会を開きました。

施設の復旧費用は9割以上が補助されると説明がありましたが、業者が水道工事に追われ、農業用水に手が回らない状況です。

谷地前吉昭さん
「少なくとも4月の頭には水が来てほしい。今年もやるからには品質の良い物を届けたい」

人手が足りず、田んぼの復旧はままならない状態ですが、谷地前さんは、ジレンマを抱えながらも今年コメを収穫したい思いでいます。