今回のヒーローは、類まれな反射神経を武器にゴールマウスに立ちはだかる若き守護神、ベガルタ仙台・小畑裕馬選手です。貴重な生え抜き選手として着実に成長を続けるベガルタの有望株。しかし、昨シーズンは出場機会に恵まれず、悔しさを味わいました。そんな彼を救ったチームメイトの言葉がありました。

アンダー22の日本代表に選出

ベガルタ仙台のゴールキーパー、小畑裕馬選手は、宮城県で生まれ育ち、ベガルタユースからプロの世界に入り今シーズンで5年目。

小畑選手は去年、アンダー22の日本代表に選出されアジア競技大会で準優勝に貢献。オリンピックイヤーの今年、更なる飛躍が期待されています。

ベガルタ仙台 小畑裕馬選手:
「いま仙台に長くいる選手がそんなに多くないので、このユニフォームを着るというのは、どいういうことか僕らが示していかないといけない」

ルーキーイヤーでの華々しいプロデビュー戦で一躍注目を集め、2022年には自己最多の21試合に出場と、一歩一歩プロのキャリアを歩んできた小畑選手。今年で在籍5年目を迎え、いつしかチームの古参メンバーに。新監督就任と共に若手中心のチーム構成となる中、これまで以上の自覚と責任を胸にシーズンに挑んでいます。

ベガルタ仙台 小畑裕馬選手:
「うまくキャンプでフィーリングを合わせながら、いい形で開幕に持っていけたらと思います。目標としては全試合に出たいです」