■さいたま市ノーマライゼーションカップ2024 女子日本代表ー女子インド代表(17日、サイデン化学アリーナさいたま)
ブラインドサッカー女子の国際親善試合が行われ、日本代表がインド代表に1-0で勝利した。
視覚に障がいのある人たちが行うブラインドサッカーは、4人のフィールドプレーヤーとゴールキーパーの5人制で行う。フィールドプレーヤーは全盲でアイマスクを装着し、音の出るボールを用いてプレーし、ゴールキーパーのみ晴眼者が務める。感覚を研ぎ澄ませ、周囲の声や音を頼りにプレーする。
女子の日本代表とインド代表の対戦成績は、これまで3戦3勝と日本が大きくリード。この日も圧倒的にボールを支配し、試合を有利に進める日本。そして迎えた第2ピリオド11分、竹内真子(29)が自陣から1人ドリブルで持ち込み、インド陣内の左サイドに攻め込むと、左足を振り抜く。ボールは、インドゴールの右隅に突き刺さり、1-0と日本が先制に成功する。
15分ハーフの残り4分を日本は全員でゴールを死守し、そのままタイムアップ。竹内の先制点を守り切った日本が1-0でインドを下し、対戦成績を4戦4勝とした。大会MVPには先制ゴールの竹内が選ばれた。
*写真は竹内真子選手