フィルム状の電熱線を張ったタイプも
そこで県警が、この雪対策として導入したのが、レンズをすっぽり覆うおわん型の透明なカバーを装着し雪を付き難くした信号機だったのです。

豪雪地帯が多い山形県では、赤信号の表面に雪を溶かすフィルム状の電熱線を張ったタイプのものを一部導入しているということです。

宮城でも、山間部などでは大雪や吹雪になることもあるので、地域によっては信号機に対策が必要ですが、これについて、県警では「住民から要望などがあれば出来る限り対応したい」としています。

県警交通規制課 櫻井直和課長補佐:
「着雪が予想される場合はパトロールなどを強化して、早期に着雪を把握するよう努めているが、もし着雪した信号機を発見した場合は警察に通報してほしい」
このところ暖冬傾向にあるとは言え、県内でも雪が多い地域は少なくありません。交通事故につながらないよう今後も可能な限り信号機の雪対策を進めてほしいと思います。