実は、信号機の電球が関係しているのです。

こちらの映像は1981年、昭和56年の仙台市内の様子です。車が行き交う当時の信号機には、白熱電球が用いられていました。

それが、いまの信号機は白熱電球より光が鮮明で、なおかつ、消費電力が抑えられる発光ダイオード、LEDにすべて切り替えられています。

白熱電球は電気が流れて光っている間、ずっと電球から熱が出てているため、信号機のレンズに雪が付着してもその熱で融けやすくなります。

一方、LEDは、光っている間、熱が発生しません。そのため、信号のレンズに雪が付いてしまうとなかなか融けず、さらに吹雪などで雪が直接当たることによって次第に見えにくくなるというわけです。