物流業界で懸念される「2024年問題」をめぐり、政府は来年度にトラック運転手の賃金を10%前後引き上げることを目指すなどとした中長期の計画を示しました。
岸田総理
「賃上げと価格転換、ひいては物流革新に向け、政府、荷主、物流事業者が一致団結して、我が国の物流の持続的成長の実現に向けて全力で取り組んでいきたい」
政府が示した中長期計画では、トラックの車種や走行距離別に1回の運送あたりの運賃を示す「標準的な運賃」を8%引き上げることなどで、来年度に10%前後の賃上げを目指すとしました。
また、荷主や物流施設の都合で、運転手が長時間待機する「荷待ち」については、自動化された倉庫などを活用することで、2030年度までに年間で125時間以上減らすとしています。
運送業界をめぐっては、労働時間が長いうえに、低賃金であることなどからドライバー不足が問題となっています。
さらに、来年には時間外の労働時間に上限が設定され、輸送能力が低下するといわれるいわゆる「2024年問題」などの課題を抱えていて、担い手の確保が急務となっています。
注目の記事
「町」は「まち」?「ちょう」?専門家も「法律で決まっていない、割とまちまち…」全国743町の呼び方の謎

「これ以上、食わないでくれ…」クマが自らリンゴをもぎ取り・食べる 食害で農家から悲鳴 収穫最盛期なのに恐怖で畑になかなか行けない現状「悔しい思いでいっぱい」「クマもわかっているんじゃ…」【熊災】

ランナーが突然、倒れ心肺停止状態 沿道で応援の女性やランナーなど 5人が"とっさの判断" 連係で命を救う 山梨

柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新画像 NASAが複数公開「宇宙人・地球外生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…









