能登半島地震で被災した人たちを応援しようと、新潟市西区の中学生が学校で集めた義援金を西区役所に贈りました。

贈呈されたおよそ12万円の義援金は、新潟市西区にある五十嵐中学校の生徒らが自ら集めたものです。

新潟市西区 水野利数 区長
「皆さんから心のこもった義援金をいただきまして、誠にありがとうございます」

五十嵐中学校では、元日に起きた能登半島地震で被災した人たちを応援しようと1月に募金活動を行い、生徒や先生から義援金を集めていました。

五十嵐中学校 鍋島董冴さん(15)
「自宅とか公共の場で地震があったときの対応を、全校生徒に知ってもらえるようにと思いまして」

また生徒会では、地震への備えを書いたパンフレットを自主的に制作。
市にも役立ててもらいたいと、義援金と合わせて贈りました。

五十嵐中学校 生徒会長 高林瑛輝さん(15)
「募金した方の思いが被災された方々に伝わるような支援金の活用をしてほしい」

この義援金は新潟市で被災した人たちに均等に配られるということです。