連日、国会で追及が続いている旧統一教会と盛山文科大臣の接点。関係者が新たな証言をする中、盛山大臣はきょうも「記憶にない」などと繰り返しました。一体、どちらの記憶が正しいのでしょうか。

旧統一教会関連団体の関係者
「私は(盛山大臣と)10回以上会っている。私の顔を見て『お世話になっています』と深々と頭を下げられたこともある。ハグまでしてくださいましたからね」

こう話すのは、2021年の衆院選の前、旧統一教会の関連団体から盛山氏が「推薦状」を手渡された場に同席していた教団関係者です。

推薦状を渡した当時の様子などについて、きのうJNNの単独インタビューに証言しましたが、この証言をめぐり、国会ではきょう、野党側が盛山大臣に男性との面識があったかどうかなどを問いただしました。

立憲民主党 山岸一生 衆院議員
「この当時、コロナ禍でございました。ハグであれば、かなり記憶に残ると思う。『ない』、はっきり言えますか」

盛山正仁 文科大臣
「私の年代のものが普通、ハグをするということはないということを申し上げた上で、さらにそういう時期でもございますので、ハグをした覚えはございません」

こう証言を否定した盛山大臣ですが、旧統一教会の女性信者2人は選挙応援のための電話かけを行ったとも証言しています。

旧統一教会の信者
「本当に頑張った日があって、多い時は200(件)ぐらいはかけたと思う」

旧統一教会の信者の選挙応援はあったのか…、盛山大臣は会見で「選挙応援の依頼をしていたという事実はない。事務所以外のところで選挙応援をしていたかを知りうる立場にはない」と突っぱねました。

ただ、こうした発言に野党は…

立憲民主党 山岸一生 衆院議員
「がっつり合意をして応援をもらっていれば、言い出したのが旧統一教会側だろうが、大臣からお願いしたんだろうが、外形的には同じ。旧統一教会側から応援を受けて選挙を戦った、この事実をそろそろ認めるべきではないですか」

盛山正仁 文科大臣
「選挙の時期に急に地元の有権者から『集会をするから来るように』と言われて伺ったということだけで、旧統一教会の方に対して何をしてくれということをこちらのほうから言ったことはございません」

一方、今の国会の最大の焦点=自民党の派閥の裏金事件をめぐっては、きょう、自民党が党所属の国会議員を対象としたアンケート調査の結果を公表。

現職82人と選挙区の支部長3人に政治資金収支報告書への不記載が確認されたということです。

立憲民主党 安住淳 国対委員長
「20人以上が1000万円以上の不記載を計上しています。組織的・継続的な悪質さが見て取れることは事実です」

野党側は自民党に対し、不記載のお金の使いみちについても速やかに報告するよう求めるなど攻勢を強めています。