経営不振が続くセブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂は、北海道と東北地方から撤退すると発表しました。
「(Q.ここのヨーカドーを閉めるらしいんです)ええ。嘘でしょ」
「えー困るー。お野菜も果物も安いしね」
北海道・東北地方からの撤退を決めたイトーヨーカ堂。北海道にある6店舗、青森県・岩手県・宮城県・福島県にある8店舗、あわせて14店舗を今年の春以降に順次閉鎖します。
有価証券報告書によると、北海道と東北地方で働く従業員はおよそ2200人ですが、閉鎖する店舗のうち9店舗についてはグループ内外の企業に引き継ぐことが決まっていて、イトーヨーカ堂は「継続したお買い物場所の確保や雇用の維持を目的として、後継先について協議を進めてきた」と説明しています。
今後、人員の再配置やグループ店舗への再就職の支援などを行うということです。
「悲しいね。私いつも来てるからね」
利用客から惜しまれる撤退。背景にあるのは業績の低迷です。
セブン&アイHD 井阪隆一社長(去年3月)
「イトーヨーカ堂を中心に、単一事業としての収益性資本効率の改善が必須であるとの強い課題認識を持ち」
グループの祖業であるイトーヨーカ堂は3年連続で最終赤字となるなど、業績が低迷。セブン&アイ・ホールディングスは去年3月、▼店舗を削減し大都市圏中心に集約することや、▼アパレル事業からの撤退など、リストラ策を発表していました。
さらに、イトーヨーカ堂は1月から45歳以上の正社員を対象に早期退職の希望者を募集しているほか、今年夏までの本社移転を決めるなどしていて、さらなる構造改革を急いでいます。
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