アメリカにある日本大使館は人気歌手のテイラー・スウィフトさんが、東京でのコンサート翌日にラスベガスで開催されるプロフットボールの王座決定戦を観戦できるとする異例の声明を発表しました。

アメリカのラスベガスでは11日にNFL=プロフットボールリーグの王座決定戦「スーパーボウル」が開かれ、人気歌手テイラー・スウィフトさんの交際相手、トラヴィス・ケルシー選手が所属するカンザスシティ・チーフスが試合に臨みます。

アメリカの日本大使館は「X」に「12時間のフライトと17時間の時差を考慮すると、スウィフトさんが10日のコンサートの後に東京を出発すれば、スーパーボウルの開始前にラスベガスに余裕をもって到着できると自信を持って言える」との異例のコメントを投稿しました。

スウィフトさんはシーズン中にたびたび、ケルシー選手の応援に訪れていましたが、「スーパーボウル」の直前の7日から10日には東京ドームでのコンサートが予定されていて、観戦に間に合うのか、アメリカメディアが連日、話題として取り上げていました。

大使館のコメントの中では、スウィフトさんの楽曲の名前である「スピーク・ナウ」「フィアレス」「レッド」が太字で強調されていて、「才能あふれるパフォーマーが日本の観客を沸かせ、その後、ラスベガスで応援できるのか心配する必要はない」と強調しています。