アメリカのEV大手「テスラ」の今年7月から9月期の世界販売台数は、前の年の同じ時期に比べておよそ7%増加しました。アメリカで税制優遇措置が廃止される前の駆け込み需要が背景にあり、3四半期ぶりのプラスとなりました。

2日に発表されたテスラの今年7月から9月期の世界販売台数は49万7099台で、前の年の同じ時期に比べておよそ7%増加し、3四半期ぶりにプラスとなりました。アメリカではトランプ政権がEV購入に対する税制優遇措置を9月末で廃止していて、駆け込み需要があったとみられます。

一方、中国勢の安価なEVとの競争は激化していて、10月以降の販売が落ち込む可能性があります。