ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で、金融庁から業務改善命令を受けたSOMPOホールディングスは、櫻田グループCEOの退任と経営体制の刷新を発表しました。

保険金不正請求問題を起こしたビッグモーターと親密な関係を続けてきた損保ジャパン。グループを10年以上率いてきたトップが退任することになりました。

SOMPOホールディングス 櫻田謙悟 グループCEO
「多大なるご迷惑と心配をかけたことを心よりお詫び申し上げます。信頼を損なう事態を引き起こしたのは痛恨の極みで深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした。大きな汚点を残した可能性があることを考えれば、現実にグループの最高経営責任者である私が責任なしとはありえない」

SOMPOホールディングスの櫻田グループCEOは、金融庁から業務改善命令を受けた責任をとって3月末をもって退任し、顧問などの役職にもつかないと発表しました。

そのうえで、一連の不祥事の原因として「社会的使命自覚が乏しかった。内部統制機能不全に陥っていた」など反省の弁を述べました。

SOMPOホールディングス 奥村幹夫 次期グループCEO
「信頼回復なくして、このSOMPOグループの将来を語ることはできません。ご指摘いただいた原因や真因に向き合っていきたい」

新たにトップにつく奥村新社長はこのように述べて、再発防止に取り組む考えを示しました。

自動車保険自体の信頼を大きく傷つけた今回の不祥事。再生に向けて信頼を取り戻せるか、具体的な取り組みが問われます。