アメリカ大統領選、共和党の候補者選びはトランプ前大統領が連勝しました。ニューハンプシャーで敗れたヘイリー氏ですが、勝ち目はあるのでしょうか?現地にいるワシントン支局・樫元支局長から中継でお伝えします。
撤退した有力候補が相次いでトランプ氏支持を表明し、競うように「勝ち馬」に乗っている状況です。気づけば、トランプ氏に対抗するのはヘイリー氏1人に。
この戦いを続けるのかどうか注目でしたが、今夜、支持者を前に「この先、2か月の戦いに力を入れる」と宣言。15の州が同時に予備選挙を行う3月のスーパーチューズデーを見据えて戦う姿勢を示しました。
ヘイリー氏としては、トランプ氏との戦いで腹をくくったというところです。ただ、状況は厳しいです。ニューハンプシャー州は無党派層も投票でき、最も勝てる可能性がありましたが、10ポイント以上の差がつきました。
今後、「バイデン大統領に勝てる候補」とのアピールで共和党支持者の心をどこまでつかめるかが焦点になります。スーパーチューズデーの前に行われるヘイリー氏の地元・サウスカロライナ州で惨敗すれば、そこで白旗を上げざるを得なくなる可能性もあります。

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