小泉進次郎農水大臣はフィリピンのマニラでASEAN+3農林大臣会合に出席し、ASEAN各国の農林大臣らと会談しました。
小泉進次郎 農水大臣
「ASEAN各国から日本の協力に感謝し、これを支持する旨の発言が行われるとともに、会合の成果として、今後10年間の方向性を定める新たな戦略が採択をされました」
小泉進次郎農水大臣は2日午前、フィリピンのマニラで、ASEAN+3農林大臣会合に出席しました。会合には、ASEAN各国と日本・中国・韓国の農林大臣らが参加し、ASEAN地域の食料・農林業分野における協力の方向性が確認され、食料安全保障などについて意見交換が行われました。
また、小泉氏は、フィリピンやシンガポール、マレーシアなど7か国の農林大臣らと二国間会談を行いました。
二国間会談では、「EUによるウナギの取引規制の提案」に反対する日本の立場に賛同するよう呼びかけ、“日本と同じ立場だ”と表明した国もあったということです。
総裁選中の外遊は異例とされる中、2日午後、大阪で開催予定の演説会には不参加となる小泉氏ですが、会談後、記者団に対し、「ビデオメッセージを大阪の会場には寄せていて、実際に(公務と総裁選の)両立ができていると思う」と強調しています。

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