中東の紅海などでイエメンの武装組織「フーシ派」が商船への攻撃を繰り返していることを受け、EU=ヨーロッパ連合は22日、護衛のために艦隊を派遣することで大筋合意しました。

EUは22日に外相会議を開き、イエメンの武装組織「フーシ派」が紅海周辺などで商船への攻撃を繰り返すことを受け、安全確保のためにEUとして艦隊を派遣することで大筋合意しました。

ただ、会議後に会見したボレル外交安全保障上級代表は、派遣の時期や期間については明らかにせず、「一部の国は参加しないかもしれない」と話しました。

また、どの国が艦隊を主導するのかや、護衛する商船が攻撃を受けた場合にどの程度反撃するのかなどについては、「今後の協議が必要だ」と説明しました。