イギリス国防省は16日、紅海でイギリス海軍の駆逐艦が無人機1機を撃ち落としたと明らかにしました。

国防省によりますと、イギリス海軍の駆逐艦「ダイヤモンド」が、紅海で航行する商船を標的にしたとみられる攻撃用無人機1機を撃墜したということです。

BBCはイギリス海軍が攻撃目標を撃墜したのは数十年ぶりだとしています。

また、アメリカ軍も16日、紅海で活動中の駆逐艦「カーニー」が、イエメンの反政府武装組織「フーシ派」の支配地域から飛来した無人機14機を撃墜したと発表しました。

イギリスのシャップス国防相は「最近の相次ぐ違法な攻撃は、紅海での国際貿易と海洋安全保障に対する直接的な脅威だ」と述べ、引き続きこうした攻撃の撃退に取り組んでいくと強調しました。

紅海は、スエズ運河を介してヨーロッパとアジアを結ぶ重要な航路ですが、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始以降、「フーシ派」によるとみられる商船への攻撃が相次いでいます。AFP通信によりますと、フランスの海運大手など数社が紅海を経由する輸送を見合わせる決定をしたということです。