西アフリカのマリでイスラム過激派などが複数の都市に一斉攻撃を行い、国防相が殺害されました。

AP通信などによりますと、マリで25日国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織、JNIM=「イスラムとムスリムの支援団」が、北部の遊牧民トゥアレグの反政府勢力とともに、首都バマコや複数の都市で一斉攻撃を行ったとの犯行声明を出しました。

この攻撃で、暫定内閣のカマラ国防相が殺害されたということです。

マリの軍事政権は軍人や民間人16人がけがをし、武装集団側の数人を殺害したと発表しましたが、死者数は明らかにしていません。

首都バマコでは国際空港などが狙われ夜間外出禁止令が出されるなど、近年マリで起きた過激派などによる攻撃では最大規模とみられています。

マリでは2020年と2021年のクーデター後軍部が実権を握る暫定政権が発足しましたが、イスラム過激派や反政府勢力との衝突が続き治安の悪化が懸念されています。