中国政府は、外国の地理情報ソフトと気象観測設備について「機密情報を収集していることがわかった」と発表。外国によるデータ収集などへの警戒を強めています。

中国国家安全省は11日、外国の地理情報ソフトによって作成されたとされる都市のパイプライン網の地図を公表し、「『外国の地理情報ソフト』が国家機密を含む情報を海外に発信し、安全保障に重大な脅威をもたらしていることが判明した」と明らかにしました。

さらに、一部の外国組織が「外国の地理情報ソフト」でスパイ活動を行おうとしていると主張。一般のユーザーが軍事施設を地図上にマーキングする行為が重大なリスクとなる可能性があるとして警告しました。

また、国家安全省は「『外国が関係する無認可の気象観測施設』が国内に数百存在し、リアルタイムで海外に気象データを送信していることが判明した」としています。

「無認可の気象観測施設」については、小型で見つかりにくく、いくつかは軍関連施設の周辺に設置されていたとしています。

国家安全省は、国家の安全にかかわるデータの収集など、スパイ活動を発見した市民には通報するよう呼びかけ、監視を強めています。