アメリカのトランプ大統領が出席する夕食会の会場近くで起きた銃撃事件。事件に至る経緯が少しずつ明らかになってきました。逮捕された容疑者が、政権幹部の殺害を予告するメモを家族に送っていたことが新たに報じられました。
トランプ大統領が出席する夕食会の会場近くで、25日に起きた銃撃事件。
容疑者とみられる男が走り抜けていく様子や、拘束される様子が続々と明らかに。事件から一夜明け、新たに報じられたのは…
CBS
「容疑者は銃撃未遂事件の前にメモを家族に送っていた。それを受け取った家族の1人が警察に通報した」
メモには政権幹部の殺害を予告する内容が。容疑者が犯行に及んだ背景に何があったのでしょうか。
アメリカメディアによりますと、西部カリフォルニア州に住むコール・アレン容疑者(31)は、事件数日前に列車でワシントンまで移動。前日には夕食会が開かれていたホテルに宿泊していました。
容疑者は事件前に武器などをバッグに入れ、自分の部屋から階段で会場のあるフロアに降ります。
そして、事件10分前、家族に対して犯行を予告するメモを送っていたといいます。そこに記されていたのは…
コール・アレン容疑者
「親愛なる連邦の暗殺者」
容疑者は自らをこう名乗り、性的虐待の罪に問われたエプスタイン氏をめぐる問題や、カリブ海での麻薬船に関するアメリカ軍の対応などを念頭にトランプ政権を批判したとみられる記述があったということです。
そして、標的についてはFBI長官を除く「政権幹部」とし、役職の高い順から狙うと表明していたといいます。
捜査当局は容疑者の自宅を捜索。アメリカメディアは容疑者家族の話として、容疑者が拳銃2丁と散弾銃1丁を購入し、実家に保管していたと伝えています。
容疑者の自宅の近所の人
「容疑者がこのあたりに住んでいたとは信じられないです」
アメリカ トランプ大統領
「男は病んでいた。彼の予告を読めばわかるが、キリスト教を憎んでいたのは確かだ」
トランプ氏は事件後、積極的に発言し、容疑者を批判。暴力に屈しない姿勢を示しつつも、「野党・民主党によるヘイトスピーチの方がずっと危険だ」と分断を煽るかのような挑発的な発言も行っています。
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