アメリカで俳優組合がAI=人工知能への規制などを求めて行ったストライキが終結しておよそ1か月。組合員による投票の結果、新たな労使協定が正式に承認されました。

アメリカで俳優組合が制作会社側にAIの規制や報酬の見直しなどを求め、今年7月から行っていたストライキは先月8日に新たな労使協定に双方が暫定合意。合意内容についての組合員による投票の結果、5日、賛成およそ8割で協定が正式に承認されました。

新たな労使協定では、▼再来年まで賃金が段階的に増額され、▼ストリーミング作品では視聴回数などに応じたボーナスが支払われることが盛り込まれています。また、一部の作品についてストリーミング会社は総視聴時間の開示が義務付けられます。

▼焦点となっていたAIについては、俳優の姿格好をスキャンする「デジタルレプリカ」を使用する場合には俳優の同意や報酬の支払いが求められます。

締結を受けて、多くの現場で撮影が再開されるとみられていますが、一部からはAIをめぐるルールがまだ十分ではないとする声もあがっています。