食用油などを再利用した、持続可能な航空燃料を100%使った民間機による大西洋横断飛行が史上初めて行われました。
イギリスのヴァージン・アトランティック航空は28日、持続可能な航空燃料を100%使用した航空機による試験飛行を行いました。
使用済みの食用油や植物油を水素化処理して作られるなどした持続可能な航空燃料=SAFを使っていて、従来の燃料とくらべて、二酸化炭素の排出量を最大70%削減できるとしています。
燃料としてSAFを100%使用した民間機が大西洋を横断するのは史上初めてで、航空機はイギリス・ロンドンの空港を離陸し、アメリカ・ニューヨークに向かいました。
ヴァージングループ創業者 リチャード・ブランソン氏
「長距離路線が持続可能な航空燃料で飛行できるようになるとは、誰も思っていませんでした。きょう、私たちは懐疑論者が間違っていて、それが可能だと証明したいと思います」
航空業界の脱炭素化にはSAFの普及が不可欠だとされ、イギリス政府はこうした取り組みに補助金を出して支援し、2030年までに航空燃料の10%をSAFに置き換えることを義務付けています。
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