一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を送迎する「ライドシェア」。日本での導入について議論が本格化する中、アメリカのライドシェア大手ウーバーテクノロジーズのCEOは、日本で認められれば「当然参入する」と話しました。
記者
「アメリカでは、空港などの公共施設にライドシェア専用の乗り場も設けられていて、定着していることが見て取れます」
10年以上前にアメリカ・サンフランシスコで始まったライドシェア。この場所に本社を構えるのが、政府の規制改革推進会議のワーキンググループにも名を連ねる「ウーバーテクノロジーズ」です。
今回、日本の報道機関を対象としたメディアツアーを行い、▽ドライバーとして登録する際には前科を調査することや、▽利用中はGPSで車を追跡するなどの安全対策を説明しました。
記者
「動き出しました。ハンドルが勝手に動いています」
サンフランシスコなど2つの都市で完全無人タクシーが利用可能になるなどめまぐるしく進化するアメリカのモビリティ業界。
一方で、日本ではライドシェア導入に向けてタクシー業界などが反発していますが、ウーバーのコスロシャヒCEOは…。
ウーバー・テクノロジーズ ダラ・コスロシャヒCEO
「現在、タクシー運転手は、1回のシフトで17~19時間運転している。それは持続可能ではない。もし(規制緩和が)認められれば、当然参入したい」
日本での展開に意欲を示したうえで、タクシーやバスの運転手らに取得が求められる第2種運転免許について、「取得要件を再検討し、負担を減らすべき」とも述べています。

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