世界の大学の最新ランキングが発表され、東京大学と京都大学がいずれも前の年から10以上、順位を上げました。
イギリスの教育誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が27日に発表した世界の大学ランキングでは、東京大学が前の年の39位から29位に上がり、日本の大学では最高となりました。
京都大学も68位から55位となっています。東北大学は130位、大阪大学は175位、東京工業大学が191位といずれも去年より順位を上げていて、日本の躍進が目立った形です。
このランキングでは「教育環境」や「研究の質」「国際性」など5つの分野で指標を設け、総合的に評価していますが、日本の大学は新たに指標に加わった「特許への貢献度」で好評価を得たことが影響しました。
なお、1位は8年連続でイギリスのオックスフォード大学、2位がアメリカのスタンフォード大学、3位がアメリカのマサチューセッツ工科大学などとなっていて、上位10校はイギリスとアメリカの大学が占めています。
中国は12位に清華大学、14位に北京大学と、15位までに初めて2校が入っています。

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