政府は15日、副大臣・政務官人事を行いましたが、女性の起用はありませんでした。さらに、内閣改造の際に行った岸田総理の会見での発言が今、物議を醸しています。

15日に行われた新・副大臣の記念撮影。居並ぶのは男性ばかりです。

政府は15日、副大臣26人、政務官28人の起用を決めましたが、女性の起用はありませんでした

松野博一官房長官
「全体で多様性にも配慮し、適材適所の人事を行ったところであります」

今回の人事について、政府・与党内からはこんな声も…

閣僚経験者
「そもそも女性議員が少ないから仕方がない」

政府関係者
「セクハラ、マタハラ、子育てなど阻害要因があるから女性議員が増えない」

今回の内閣改造では、史上最多タイ、5人の女性が閣僚に起用されていますが、女性登用をめぐる岸田総理の発言も今、物議を醸しています。

岸田総理
「女性ならではの感性や、あるいは共感力、こうしたものも十分発揮していただきながら、仕事をしていただくことを期待したいと思っています」

この発言に対し、SNS上では「女性ならでは、という発言こそ差別ではないか」、「感性の古い男性の発言」などといった声が。街の人からは…

20代女性
「私たち若者と政治家の皆さんの間には、隔たりというかギャップがあるなと感じてて」

女子大学生
「今の時代、ジェンダーレスの方とかもいて、男女で分けるというのがそもそも今の時代に合ってない気がする」

選択的夫婦別姓の導入の議論の加速化などを求める声も上がっています。加藤大臣は…

加藤鮎子こども政策担当大臣
「政治分野に女性として参画する当事者としての“感性”ですとか、また子育ての当事者としての“共感力”こういったところを、十分生かしながら職務にあたってまいりたい」

多様性のある社会をいかに実現していくのか、岸田総理の本気度が試されています。